ねこにうまれかわるひ


by shidainikodomo226
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演劇大学in米子~お前は目がすわってる

想像以上の収穫でした、演劇大学in米子☆☆☆
も~ぉ、生まれてこの方こんなに勉強したことないよ!ってくらい集中しました。

一日目は鐘下辰男氏さん講師の演出講座に参加。これでいきなりノックアウトですよ~
鐘下さんの教え方は実に熱く、全力疾走でかけぬけた!って感じでした。
「脚本は設計図。刑事のよーに証拠を集め推理をし脚本の意味を実証してゆけ」
「感情が先じゃない!相手から刺激を受けた結果、行動が先に行われ、それから脳が反応し感情が生まれる。心が最初に反応するんじゃない。役者はすぐに勘違いする。相手の言葉をちゃんと受け留めて初めて自分は動ける」

演劇にとって最も重要なことは、相手ときちんと会話すること、と
どの講師の方も開口一番言われました。
コミュニケーション、これが最も演劇的行為なのだと。

びっちり一日、迫力のある講義を受け、初日から頭が筋肉痛のため激しく痛んだ・・・
夜は講師のみなさんと交流会。二次会まで参加。

二日目、西川信廣さんの演出講座を受講。本当は鴻上尚史さんの演技講座を受けたかったのだが定員オーバーでやむなく演出講座を受けた。しかーしっ!これがまたまたすごかった!
一日目も感じたけど、演出の目で演技を考えることは役者としてもとても勉強になるのですね。
たくさんのことを教わりましたが、最も心に残った言葉・・・
「現場では素直であれ!ウソをつくな!」
これは胸がギュッとした。
とてもシンプルな言葉・・・でも実行するのはとても難しい・・・
素直に演出家やメンバーの声を聞こう。その場を丸く治めるために納得したふりをするのは
やめよう・・・そのほか諸々・・・自分の心を正直にさらけ出すのはとても難しい・・・

三日目は午前、孫木辰策さんによる韓国の伝統芸能の講義と演劇史。午後は孫さんとオーストラリア国立演劇学院学長、オーブリー・メローさんの合同実技。そうそうたる講師陣です。
世界的なお二人の講義を受けることなんて我が人生において二度とないでしょーな。

昼間の通常の講義は、一言では語りつくせないほど多くのことを教わった。
で、夜は夜で、普段では直接お話することなんて絶対ない講師のみなさんと
お酒をかわしながら濃い~交流の時間を持つことが出来た。
これも昼間に劣らず為になりましたね~~~~
毎晩、午前さまでした(笑)

二日目なんて私の右に鴻上尚史さん、左に坂手洋二さんが座られ、
お二人が会話をされる時など間の私は両方からギューギュー挟まれ・・・
「あの・・あの・・間に私、居るんですけど・・」と赤面しながらも、なんとも幸せな時間を
過ごしたのでした。だって~、あこがれのお二人ですよ!

そんなふざけた事だけでなく、坂手さんからは自分の意識を変えられるようなお話も
していただいた。坂手さんから「お前の目はすわってる。頭の奥の芯とちゃんとつながってる。
そこがいい。だからお前は芝居をやめるな。続けろ。3年後にはその魅力もなくなってる
かもしれない。だから今、しっかり勉強しろ」と言われた。涙が出た・・・

さらに「お前は発声も出来てない。セリフも言えてない。稽古が足りてない。演じることが
楽しくて仕方なくなるまで稽古しろ。客を恐がってる間はまだまだ。そんな気持ちで
しくじった事は失敗したとは言えない。やりつくした上でしくじったことだけを失敗と言える。
お前は本当の失敗さえまだ経験してない」などなど・・・
厳しくも暖かい言葉をたくさんいただいた。
坂手さんとはまたお会いできる日があるだろう。その時に、少しでも恥ずかしくない自分で
ありたい。肩の力を抜きつつも、精進していきたい。

そのほか、本当にここでは書ききれないほどたくさんの事を学んだ。
新しい出会いもあった。
何年ぶりかで学ぶことの楽しさを思い出した。
とても貴重な経験をさせてもらった演劇大学だった。
誘ってくれた友人に心から感謝!
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by shidainikodomo226 | 2006-09-23 00:44 | 演劇